「カリラ」とは、ゲール語で”アイラ海峡”を意味し、蒸留所は1846年、アイラ海峡に臨む海辺の崖下に建てられた。
現在の建物は1970年代に建て替えられたもので、ポットスチルは合計6基。年間の生産量は約310万Lと、アイラ島の蒸留所の中では最大級。
ディアジオ社のジョニー・ウォーカーなどの原酒用で、シングル・モルトとしては比較的入手困難であったが、2002年に同社の”ヒドゥン・モルト・シリーズ”のひとつとして、12年ものから18年ものまで同時に3種類が新発売され、モルトファンを驚かせた。どれもピーティでスモーキー、フレッシュでオイリーというカリラの特徴をよく表しているが、中では12年が最もカリラらしい。
カスクストレングスは、樽出しの度数があり、スパイシー。
18年はリッチで、さらにビターチョコレートのような複雑な風味が加わる。
◇商品名:カオルアイラ(カリラ)12年 CAOL ILA
◇種類:モルトスコッチ
ウイスキー
◇アルコール度数:43%
◇容量:700ml
◇生産者:カリラ・ディスティラリー社 Caol Ila Distillery Co.,Ltd.
◇地域:スコットランド アイラ